春。

野原一面に、花が咲き乱れている。


青い花、赤い花。

大きな花、小さな花。

様々な花が、咲いている。


そんな中、私が見つけたのは

小さくて白い、目立たない花。


その花は、他と比べては劣っているけれど、

私の目には、一番美しく見えた。


他のに負けず、人一番頑張る姿が何より美しかった。




私は、他の花を摘み取った。

それは、この花を選ばなかったのではなく、

この花の美しい姿を、もっと見ていたかったから。




美しい、花。



+あとがき+
3/22から07/18の間、拍手お礼小説として使っていた小説です
初めてのお礼小説でした
短く、なおかつちゃんとした話にするのはなかなか大変ですね…
これからもがんばりますので、暇があったら拍手お礼画面を見てみて下さいな


2007/07/23 優香


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