「すきだよ・・・だいすきだよ」










そんな言葉が嬉しくて

私は絡めた腕の力を強めた

冬色に染まった町中は

コートを着てもやっぱり寒いし

指先は少し冷たいけど

君がいるからあったかい



君はにっこりと笑って、私の頭を優しく撫でた

あったかくて、大きな手で



そして私の髪を、優しくそっと、耳にかけて

君は耳元で、そっと呟いた










「あいしてるよ」










その言葉は私に大き過ぎたみたいで

私は頬を赤らめた

君は意地悪そうに笑って、また呟く

私は両手で耳を覆った



君はまた一段と意地悪そうに笑って

私の頬に、唇を近づけた










なんで私は、抵抗しなくなっちゃうんだろう

きっとね、許しちゃうんだ

君がすきだから










君がすき

君のあったかくて大きな手が

君の意地悪そうな笑顔が

君の声が

君のすべてが




















君が、だいすきです









































すき、だいすき、あいしてる




















+あとがき+
なんかなぁ・・・(何
甘ったるい感じですネ。微妙な気分。
管理人はギャグとかファンタジーの方が好きです(何
恋愛モノは・・・そのぉ・・・あんまり、ね? (←見えます?)
でも描くのはそこまで嫌じゃないからね!うん。

頑 張 れ 私 !


2007/12/18 優香


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